ビーグレン QuSomeナノオフ クレンジングを使ってみました
なつきです。
わたしたちが選んだシワ・たるみとりコスメNo.1のビーグレンから、QuSomeナノオフ クレンジングが発売されました。
ビーグレンファンからすると、ビーグレンに期待するアイテムNo.1でした。
今まで落とせていなかった汚れも落ちるという画期的なメカニズム。
洗い上がりの感触も、サッパリしつつもしっとりという理想的な感じです。
毛穴のなかの汚れまでカプセルに包み込んで落としてしまうという、サイエンスコスメ・ビーグレンらしいクレンジング。
使ってみると、絶対買って使い続けたくなりますよ。
目次
ただのメイク落としじゃないのがQuSomeナノオフ クレンジング
わたしたち2人とも、お仕事やこのサイトのために商品レビューをしていないときは、ビーグレンをライン使いしています。
なのでメイク落とし・クレンジングがあったらいいな〜と、ずっと思っていたので、ほんとうに期待していました。
『QuSome(キューソーム)ナノオフ クレンジング』なんていう、正直難しくて覚えにくい名前なんですが、ビーグレンらしい技術が詰まった新製品です。
ビーグレン独自の『QuSome』とは、ナノサイズのカプセルに有効成分を入れて、肌トラブルの起きているところに的確に届け、しかもそこで成分をたっぷり保持しつづけるという画期的な技術です。
カプセルの大きさは直径70~150ナノメートル、なんとハリの先に約50個おさまるほどの大きさ。
この成分を包み込む小さなカプセルは丈夫で、化粧品に配合しても安定していて、敏感肌に対しても優しい性質です。
この技術の応用で、このメイク落としは毛穴に残ったメイク汚れや、 炎症やアレルギーの原因になるPM2.5や花粉も落とすことができるんです。
肌を老化させる大気汚染物質が毛穴に入り込んでいる!
黄砂とかPM2.5ってよく聞くようになりましたが、わたし今ひとつなんなのか、なぜ悪いのかわかっていませんでした。
なんか漠然と「中国の方から飛んでくる悪いもの」的な認識…。
ところがです!黄砂もPM2.5も、肌にすごく悪いものなんです。
そんなに悪いなんて知らなかった…。
ほぼ気にしてなかった…。
もしご存知でしたら、次は飛ばしていただくとして、
なぜ悪いのかということを、友人の皮膚科・アレルギー科の先生に聞いてみたので、わかりやすく説明します。
読んでナットク!黄砂とPM2.5の違いとは?
わたしの中では、黄砂もPM2.5もほぼ一緒でしたが、この2つはまったく別のものでした。
簡単にまとめましたので、読んでみてくださいね。
『黄砂』とは、アジア大陸の乾燥地帯から発生した砂じんが日本を含む東アジア一帯に飛来してくるもので、古代から自然現象としてありました。
近年その発生地点が拡大していて、発生源から風下側に位置する韓国や日本では、黄砂現象の発現日数が年々増加しています。
黄砂の量は年間約1億tにも上り、約2000kmの距離を移動して、そのうち数百万tが日本の上空に飛来すると見積もられています。
ただの砂のようですが、中国大陸からの大気汚染物質PM2.5や細菌(バイキン)や真菌(カビ)などの微生物の一部が付着して汚染されているため、飛散量によっては健康被害を起こす可能性があるので問題になっています。
参考:環境省「黄砂ってなに?」
なるほど黄砂が、PM2.5を運んできちゃうわけですね。
実際に友人の病院では、黄砂が飛来するとアレルギー性鼻炎や花粉症の症状が悪化する患者さんが多いそうです。
まずPMとは英語で言えば「Particulate matter」=「粒子状物質」、英語の頭文字をとってPMと呼ばれています。
そのうち2.5マイクロメートル(0.0025ミリメートル)の大きさのものが、「PM2.5」です。
つまりPM2.5=空気中にただよっている2.5マイクロメートルの粒子状物質です。
ただし現在問題になっている「PM2.5」は、大勢の人が集まっている都市部や、大量の煙を排出する工場からガスの形で出された硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)が、空気中の反応で粒子化したものなど人間の健康への悪影響を及ぼす物質を指しています。
PM2.5って、何か特定の物質のことを指しているのかと思っていたら、その大きさの物質のことだったんですね。
余談ですが実はアロマを炊いたり、バーベキューで出る「煙」もPM2.5の集合体だそうです。
肌老化予防には紫外線対策だけでは不十分なわけ
黄砂とPM2.5の正体がわかりましたが、さらに肌にはどのように悪いのかを友人の皮膚科医に聞いてみました。
2014年の米国皮膚科学会で、PM2.5とシミ、シワ、たるみなどの肌老化との関係が指摘されました。
肌老化の原因の約60%は、自然老化ではなくて、紫外線による光老化だということが知られてきたので、UVケア・紫外線対策は今や美容の常識になっていますよね。
ただそれだけでは不十分だというのが、この発表の内容です。
ドイツ在住の400人の女性を対象に、24年間かけて大気汚染の影響を調べた研究があります。
これによるとPM10以下の大気汚染では、汚染レベルが高いほど肌老化が早く、他の地域に比べると額とほおのシミが多く見られ、ほうれい線も目立ちました。
空気が汚いと、老けるのが早いんです!
さて毛穴の大きさって、ご存知でしょうか?
顔だけでも約20.000個ある毛穴の直径はだいたい100μm(マイクロメートル)くらいです。
ちなみに日本人の毛髪の平均直径は、70μm(0.07mm)くらいです。
PM2.5はもちろん2.5μm以下で、髪の毛の約30分の1くらいのサイズ。
黄砂は10μm、スギ花粉はだいたい30μmくらい。
どれも毛穴の大きさより、だいぶ小さいです。
ということは飛んできた有害物質は毛穴の奥まで入り込んでしまうということなんです。
ひとつの毛穴に、PM2.5が何個入っているんだろうと想像すると、かなりぞっとしませんか?
肌の奥に有害物質が入り込むと、老化の原因・活性酸素が発生して、酸化ストレスによる炎症が起こったり、バリア機能が低下してしまいます。
活性酸素は肌のハリを作り出しているコラーゲンやエラスチンを破壊するので、シワやたるみの原因に!
そのほかにも皮脂の酸化によるニキビの炎症や、メラニンが生成しシミの原因にもなります。
だから肌老化を防いでいくには、紫外線対策だけでは不十分です。
毛穴の奥では紫外線と大気汚染物質が互いに作用しあって、さらに悪影響を及ぼす可能性もあります。
まだまだあまり注目されていないPM2.5や黄砂などの大気汚染物質対策をとっていかないと、知らないうちにどんどん老けが加速してしまうのです。
ではどうやって肌を守っていけばいいかというと、毎日一日の終わりには 毛穴やキメに入り込んだ汚染物質をしっかり取り除く洗顔が大切です。
しかも微粒子レベルの汚れを落とすことができるクレンジング剤を選ばないと、効果がありません。
QuSomeナノオフ クレンジングは微粒子レベルの汚れを落とせます
大気汚染物質は、ナノサイズの微粒子で毛穴の奥にまで入り込んでいます。
そして親油性(油になじみやすい成分)なので、オイルベースのクレンジング剤であることも重要です。
ビーグレンの『QuSomeナノオフ クレンジング』は、 水とオイルのハイブリッドクレンジングで、しかも毛穴の奥の汚れまでしっかり落とすことができます。
*スマホはスライドしてみてください。
左から、1. ビーグレンのクレンジング製品『QuSomeナノオフ クレンジング』
2. 一般的なマイルドクレンジングジェル製品A
3. 一般的なマイルドクレンジング製品B
肌に付着したPM2.5(2.5μm以下)とほぼ同じ大きさのカーボンブラック(炭素の微粒子)に、1.2.3 をそれぞれ1分間、肌になじませて水で洗い流した実験です。
実験後の右図を見ると、1 がいちばんよく落ちていますね。
微粒子レベルの汚れまで落とせる 『QuSomeナノオフ クレンジング』を使えば、PM2.5のような大気汚染物質汚れまで落とせるのがわかります。
実験は株式会社ニコダームリサーチで実施(試験番号:NDR-0004929)
実験画像を見ると、たしかに微粒子レベル、ナノサイズの汚れが一番落ちていますね。
これはしっかり落ちそうで期待できます♪
でも大切なのは実際の使い心地なので、しっかりと確かめます!
QuSomeナノオフ クレンジングを使ってみました
それでは実際に、QuSomeナノオフ クレンジングを使ってみました。
出してみるとジェル状で、ほのかな香りがあります。
全成分表示を調べてみると、香料を配合しているわけではなく、ラベンダー油とノバラ油が入っています。
オススメの使用量は直径2〜2.5cmくらいということで、写真はちょっと出し過ぎちゃいました。4cmくらい、倍量くらいあります。
あなたはできるだけ肌に優しいものを…と考えて、洗浄力弱めのクレンジングを使っているけど、「メイクちゃんと落ちているのかなあ…」と不安になることってありませんか?
しっかり落ちて、肌に負担がかからずうるおいだけ残るメイク落としがあればいいのに…。
わたしがまず気になるのが、一番肌に負担をかけるポイントメイクが落ちるのかということです。
添付されていた説明書には、
- ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使用した場合は、目元専用のクレンジングをお使いください。
この日は、こんな感じでした。
- アイシャドウ: CHICCA ミスティック パウダーアイシャドウ
- アイライナー: CHICCA ミスティック ソフトペンシルアイライナー
- マスカラ: クレ・ド・ポー ボーテ マスカラシルエトフェ
ウォータープルーフではないので、いつものポイントメイクリムーバーは使わず、 いきなり落としてみます。
このクレンジングを使うときの大切なポイントがあります。
それは、顔も手も濡らさないことです。
- メイクをしっかりと落とすためにも、肌を濡らす前にお使いいただくことをおすすめいたします。
まず手のひらにとったら、温めるようになじませます。
手の温度で温まったほうが、メイクとのなじみがよくなります。
そして何回か使ってみて感じたことなのですが、すすぎの時にもちょっとしたコツがありました。
メイクとジェルをなじませたら、いきなりパシャパシャとすすぎ始めるのではなく、 まず顔を濡らします。
いったん少量の水とジェルをなじませて乳化させるようなイメージにしてから、すすいだほうがスッキリ、スピーディーに洗い上がります。
これは汚れを取り込んだジェルが、水となじむとくるくる丸くなって カプセル化 するからです。
わたしのアイメイクは、きれいに落ちました!
基本的にクレンジングは肌に負担のかかる作業ですから、なるべく手早くを心がけています。ビーグレンでも、クレンジング剤を肌になじませるのは約1分と言っています。
アイメイクを落とすのに時間がかかるようなら、いつもどおり
ポイントメイクリムーバー使ってからにしようと思っていました。
でも大丈夫でした!
洗い上がりは、サッパリしつつもしっとり感があります。
ストレスなく時間もかからず、マスカラも落ちたので大満足です!
続けての洗顔はクレイウォッシュが絶対にオススメです!
『QuSomeナノオフ クレンジング』でのメイク落としが終わったら、次は洗顔にうつります。これはもう絶対に同じビーグレンの『クレイウォッシュ』がオススメです。
続けて使ったときの洗い上がりの スベスベ感、うるおい感、もう感激モノです。
今までは他社クレンジング剤を使って、そのあとクレイウォッシュで洗顔していたのですが、
なめらかさが違いました!
クレンジングが終わったら、拭かないでそのまま顔が濡れたままでOK。
クレイウォッシュは泡立てなくていいので、さくらんぼ大くらいを手にとって顔になじませたら、すすぐだけです。
「クレイ」ってザラザラしているんじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、粒子がとても細かくて、クリームのようです。
クレイウォッシュについては、もっとくわしくレポートしていますので、こちらを読んでくださいね!
肌老化をくいとめるためには有害物質まで落とすクレンジングと洗顔を!
あなたはクレンジング剤や洗顔料を選ぶときに、「落ちればいいんだから、化粧水や美容液にお金をかけたほうがいいよね〜」って思っていませんか?
たしかにクレンジングや洗顔は毎日たっぷり使うものだし、わたしも以前はなるべく安くカンタンに済ませたいなーと思っていました。
でも毛穴に有害物質が残っていて、肌老化が進行していたら、いくら上から良い成分のものを塗ったとしても、なんだかもったいないですよね。
まずベース・土台のコンディションをきれいに整えること、マイナスをプラスマイナスゼロにもっていってこそ、その後のお手入れがより効果的になる!
毎日肌に負担をかけず、きちんと汚れを落とすこと。
しかも 毛穴の中の汚染物質までを日々きちんと落とさないと、肌老化がどんどん進みます。
ここに気づいている人は、まだまだ少ないと思います。
微粒子レベル・ナノレベルの汚れまで落とせる 『QuSomeナノオフ クレンジング』を見つけたので、しばらくリピートして使っていきます。
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