ほうれい線くっきりで見た目年齢プラス5歳の老け顔を改善したい!
このごろ夕方になるとね、ほうれい線にファンデーションが溜まって、くっきりしているのに気づいてショック!
ほうれい線って気になりだすと、笑うだけでも深くなりそうで、なんだか思いっきり笑えなくなってる。
悲しくなるよね〜。
ほうれい線が深いと、見た目年齢がプラス5歳って言われてるのよね。
老け顔に見える一番のポイントだから、逆にほうれい線対策がうまくいけば、マイナス5歳も夢じゃないってことじゃない?
まず、どうして深くなってしまうのか、ちゃんと原因をわかったうえで、早く改善策とろうね!
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目次
ほうれい線は「シワ」ではなく「たるみ」です。
なつきです。
アラフォーのお悩みにはいろいろあるわけですが、ほうれい線が深くなって、老けて見えるのがイヤ!という人はホントに多いですよね。
実は、わたしもそうなんです…。
最近も、仕事帰りに地下鉄の窓に映った自分の顔を見て、「うわー、ほうれい線深っ!口角も下がってる…」
もう、お疲れ倍増で、泣きたくなりました。
どちらかというと、痩せている人に目立ちやすいと言われているほうれい線ですが、そんなことはぜんぜん慰めにもなりません。
香織ちゃんが言っているように、まず敵を知らなければ、的確な対策もとれません。
まず、ほうれい線はなぜ深くなってしまうのか、わかりやすく説明しますね。
まず、ほうれい線は、もともと誰にでもあります。
医学的には「鼻唇溝」(びしんこう)といって、「小鼻の外側から口の両脇にかけてできる、ハの字形の溝」のことです。
で、この溝というのは何かというと、実は頬と上唇との境界線なんです。
では、溝はなぜ深くなってしまうのかというと、2つのたるみのせいなんです。
ほっておくと頬の筋肉が衰える「筋肉たるみ」で溝が深くなる
顔には40以上の筋肉があるのですが、今回注目すべきなのは「小頬骨筋」(しょうきょうこつきん)と「大頬骨筋」(だいきょうこつきん) です。
この図で見ていただくと、④が小頬骨筋で、⑤が大頬骨筋です。
両方とも、まさにほうれい線の位置に向かって、くっついている筋肉なのがわかりますよね。
まず、小頬骨筋ですが、上唇をななめ後上方に引き上げる働きをするので、笑顔をつくるのにとっても大切な筋肉です。
ウインクをすると動くので、場所を確かめてみてください。
次に、大頬骨筋は、口角を上外側に引き上げる働きをしています。「せー」と言うと、上に動く筋肉ですので、確かめてみてくださいね。
人間の筋肉は、皮筋・骨格筋・間接筋、と3種類あるのですが、
骨格に対して関節をまたぐように結びつき、骨格を動かす筋肉が骨格筋、
関節を動かす筋肉が関節筋、
そして、筋肉の端が皮膚と繋がっているのが皮筋で、顔にある表情筋は皮筋です。
皮筋は他の筋肉に比べると、皮膚に付着しているので、不安定で、使わないと特に衰えやすい筋肉だと言われています。
この2つの筋肉が衰えると、どうなるかというと、頬の脂肪(バッカルファット=Buccal fat)を支えきれなくなるので、脂肪の塊が下がっていきます。
バッカルファットというのは、頬の中央部の深い部分にある卵の黄身大の柔らかい脂肪です。
18歳くらいまでは頬の高い位置にありますが、こうして年齢と筋力の低下とともに下垂していき、ほうれい線上に止まることで、溝が深く見えるようになるのです。
年をとると、特に鍛えなくてほっておけば、自然に筋力って落ちますよね。
それって、普通のことだと受け入れられていて、それを補うためには、足の筋肉であればスクワットが効くんじゃないかとか、みんなわかっていることだと思うんです。
顔の筋肉だっておんなじで、筋力落ちるんです。だから、それがイヤなら鍛えなくちゃいけないわけです。
真皮のコラーゲン密度が減る「皮膚たるみ」で皮膚が溝にかぶさる
皮膚を支えているのが、真皮のコラーゲンとエラスチンです。
ところが、このコラーゲンもエラスチンも加齢によって減少したり、柔軟性を失って硬くなったりするので、いわゆる肌密度が低下していきます。
そして、この肌を支えるコラーゲンとエラスチンをつくり出すのが、真皮内の線維芽細胞(せんいがさいぼう)ですが、この細胞自体も、加齢によって減っていったり、活力を失っていきます。
コラーゲンとエラスチンが減り、また質が劣化して、この2つが作り出している皮膚を支えるネットワークが崩れてくると、皮膚全体が垂れ下がってくることになります。
バッカルファットを支えているのは筋肉だけではなく、筋肉がつながっている皮膚も支えているわけなので、皮膚がたるめば、ますます脂肪は下がって、ほうれい線にたどり着き、上にかぶさっていきます。
こうして、2つのたるみ「筋肉たるみ」と「皮膚たるみ」で、ほうれい線は深くなるわけです。
いくつになっても筋トレは効果が出る!だから、顔の筋肉も鍛えられます。
ほうれい線を深くする「筋肉たるみ」解消のためには、小頬骨筋と大頬骨筋を鍛えなくてはならないのはわかりましたよね。
筋肉にハリを持たせるには、やっぱりエクササイズで筋肉を強化するのが一番効果があります。これは顔であってもおんなじことです。
ということは、やっぱり「顔トレ」なんです。
これがまためんどくさいですよね?、正直なところ。なので、ちゃんと効いて、しかも続けられることを毎日やるのが大切です。
ほんとにいろんな方法があるんですが、やってみて効果が感じられたので、わたしが続けられているのが「すーしー体操」です。
そして、実はこの体操、首のシワとりにも効果があるんです!
1.背もたれのあるイスに深く座り、背もたれの後ろ側で手を組んだ状態で上を向きます。
2.上を向いて唇を突き出し、「すー」と言いながらとめます(4秒間)
3.口を横に開け、「しー」と言いながらとめます(4秒間)
4.1、2を5回繰り返します
※ 上を向くときには、首だけを動かさず、肩を引いて胸を反らすようにしながら行いましょう。
それと、やっぱり有名なところでは、歯科医師の宝田恭子先生の「宝田式舌回しエクササイズ」。
わたしはこれ寝起きにやっています。眠い時でも、強制的に起きられます(笑)
舌回しって結構流行っていますが、実際はかなりゆっくり回しています。効果を出すためには自己流じゃない方が良いと思いますので、動画を見てください。
ほかにも、まだまだたくさんありますが、簡単じゃないと続けられないですよね。ぜひ自分に合っているものを継続してください。
「皮膚たるみ」にはコラーゲンを増やす対策でお肌の底上げを!
皮膚のたるみを解消するには、肌のしぼみ、へこみを持ちあげなくてはいけません。
そのためには、肌を支える真皮のスプリング構造を強化できる=コラーゲンを増やすコスメを選びましょう。
ここで使いたいのが、まずコラーゲン・エラスチンの生成を助けるビタミンCです。ビタミンCには紫外線などによる活性酸素の消去作用もあり、また目立つ毛穴を小さくしてくれる働きもあります。
そのほか、効果があるのは、レチノール(ビタミンA)、ナイアシン(ビタミンB3)などです。
もちろん、内側からのケアも重要です。
結局、人間の体はタンパク質でできていますので、肌のハリを支えるためには、毎日肉・魚を100g目安にとりましょう。
ダイエットのために、豆腐でタンパク質という人もいると思いますが、コラーゲンの元になるという観点から言えば、肉・魚のほうが効率がよいのです。
また、実は加齢で、顔の骨も減っていくので、これもたるみの原因になってしまいます。
骨の合成に必要なカルシウムはもちろんですが、いっしょに必ずマグネシウムも摂るように心がけましょう。
というわけで、ほうれい線対策といっても、実際にはお肌全般のたるみ対策につながっているわけです。
もちろん、溝にヒアルロン酸などを注入する、バッカルファット自体を除去してしまう、ウルセラ・サーマクールなどの照射系施術、イタリアンリフトなど糸を挿入する、リフト系の切開系施術 などの美容皮膚科、美容形成外科的解決策も、たくさんあります。
ただそこに行く前に、できるだけのことは自分でやってみたいと思いますよね。
そのためにも、なるべく早いスタートを、そして、毎日コツコツと続けることが必要なんです!
久しぶりに免許証の写真撮ったらびっくり!なんてことがないように、いっしょにがんばりましょう!
- ほうれい線が深くなる原因は「筋肉たるみ」と「皮膚たるみ」です。
- 頬の筋肉が加齢によって弱ると、頬の脂肪を支えきれなくなって、ほうれい線にかぶさるので、溝が深くなります。
- 真皮のスプリング構造をつくっているコラーゲンとエラスチン、この2つをつくっている線維芽細胞、いずれも加齢で減少したり質が低下するので、皮膚がたるみます。
- 顔の筋肉も鍛えることができます。「すーしーエクササイズ」、宝田式舌回しなど、たくさんの顔トレ方法があり、正しく継続すれば効果があります。
- コラーゲンを増やす成分が配合されたコスメを使う、良質なタンパク質をしっかり摂るなど、肌密度を上げるためのたるみ対策も大切です。
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シワ・たるみとりコスメに絶対欠かせない4つのポイントチェックで、トップ評価のビーグレン。たるみ対策として、コラーゲンを増やす成分が多数配合されています。さらに、顔のむくみをとるリンパを増やす作用のある新成分には、ほうれい線の原因になる頬のたるみをすっきりとさせる効果があります。
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