ブライトエイジを使ってみました
「製薬会社の研究と技術の粋を集めた」がウリのエイジングケアコスメ。ただし使ってみると、製薬会社ならではというインパクトはとくにありません。
洗顔+化粧水 → 美容液の2ステップですが、浸透させるのには時間がかかりますし、使用感は少し物足りない感じでした。2ステップなのはラクですが、正直可もなく不可もなくといった印象です。
ブライトエイジ トライアルセット 早見表
入っているもの | 何日分か? | 価格 (税込) | 返金保証 |
---|---|---|---|
・クリア ミルククレンジング(25ml) ・クリア クリーミーウォッシュ(20g) ・リフトホワイト ローション(20ml) ・リフトホワイト パーフェクション(10g) | 10日分 | ¥1.512 | あり・使用後でも商品到着後30日以内であれば返品返金保証(トライアルキットのみ) |
目次
ブライトエイジのトライアルセットはポストインしてくれるので便利!
なつきです。
2017年10月に発売されたブライトエイジ。
アイム(=第一三共ヘルスケア)の主力商品『ライスフォース』は30~40歳代が中心ですが、ブライトエイジはさらに上の40~60歳代の需要を掘り起こしたいということで開発されました。
第一三共が開発した成分・トラネキサム酸を配合して、”ハリも美白も!”という欲張りコスメでもあります。
金曜日の18:26に注文したところ、翌日の夜には発送連絡メールが来て、月曜日にゆうメールでポストインされていました。
宅配便系での発送だったら、日曜日着でもう1日早いのでしょうが、ポストインしてくれるのは、受け取りを気にしなくてよいのがラクですよね。
ポストインできるコンパクトサイズで、233 x 157 x 24(mm) 重さは300gでした。
きちんときれいにシールされています。細かいことですが、宛名シールを貼ってからシーリングされているので、宛名が汚れたりすることもなく、安心ていねいな印象です。
それではさっそく開封して、中身をチェックしてみますね。
真ん中の写真、見てください。
ちょっとおもしろいパッケージに、トライアルセットが入っています。
使用順に入っていて、中は仕切られているので動かない。よいアイディアだと思います。
切り離した上部の裏面・左上に”SLC 2020.10”と印字されているのですが、問い合わせてみたところ使用期限だそうです。製造から3年をメドに記載しているとのことでした。
本体には、化粧水の容器の底にだけ”2020.10”の印字があり、チューブ系にはありませんでした。
それではいよいよ使ってみます。
ポイントメイクは落ちきらなかったクリア ミルククレンジング
同梱されている「ブライトエイジ ご使用ガイド」によると、ポイントメイクの落とし方はこのように書いてあります。
マスカラやアイシャドーのようなポイントメイクは、目の周りをよりていねいに、やさしくなじませると落ちやすくなります。
この日のわたしのポイントメイクは、こんな感じです。
- 眉:ケイト ”デザイニングアイブロウ3D”(定番ですねー)
- アイシャドウ:CHICCA ”ミスティックパウダーアイシャドウ”
- アイライナー:CHICCA” ミスティック ソフトペンシルアイライナー”(キャビア&グリッツ、大好き)
- マスカラ:クレ・ド・ポー・ボーテ ”マスカラシルエトフェ”
クレンジングはお肌に負担をかけますから、なるべく手早くが鉄則。
なのでいつもはポイントメイク用のリムーバーで落としてから、クレンジングします。
でも今回はほんとうに落ちるのか、テストしなければなりませんので、あえてリムーバーは使いませんでした。
クリア ミルククレンジングは、目の周りをクルクルするので、たっぷりめに(オススメ量は「500円玉大」)を手のひらにとってなじませます。
とてもスルスルとよく伸びます。
香りはというと、軽い柑橘系のような感じ。
成分を確認してみると、実際にはラベンダー・オレンジ・ローマカミツレが配合されていました。
「マッサージしながら」というのが推奨されているんですが、具体的にどんなふうにすればよいのかはわからないので、とくに意識せず、ていねいにメイクとなじませるようにしてみました。
ぬるま湯ですすぎます。
洗い上がりは、かなりサッパリとしています。
鏡で目の周りをチェックしてみると、「あれ?目の下残ってる?」
下まつげのあたりをタオルでこすると、やっぱり残っていました。
ミルクタイプは、クレンジング剤の中では肌にはやさしいですが、水分が多いためどうしてもメイクオフ力はいまひとつの傾向があります。
かといって長く肌の上にのせておいたり、こすり過ぎはよくありませんので、やはりポイントメイクはリムーバーでおとすことをオススメします。
泡立てはやはりめんどう、サッパリ目の洗い心地 クリア クリーミーウォッシュ
さてクレンジングが終わったので、次は洗顔です。
細かいことですが、このトライアル、容器にかなり大きめに『メイク落とし』とか『洗顔料』って、日本語で書いてあります。
これ、よい気配りだと思いました。おんなじようなチューブ容器でも使うときに、迷わないですみます。
あなたは、洗顔料の泡立て好きですかー?
わたしは、めんどうでキライです。
泡立てネットを使わないで、モコモコ泡つくるのなんて絶対ムリ!
いつも泡立てないタイプの洗顔料を使っている人も多いので、トライアルセットには簡単なものでよいので、ネットをつけてほしいです。
(ドクターシーラボとかアクポレスとか、ついているキットも結構あるので)
今回は、ドクターシーラボについてきたネットを使って泡立てました。
わたしが泡立てベタということもあってか、なかなかもっちりこんもりした泡ができません。
かといってそんなに時間をかけてもいられないので、写真くらいの感じであきらめました。
泡はかなり密度が濃い感じで、泡に慣れないわたしにはありがちなのですが、顔にのせると「うっ、苦しい!息ができない〜」(笑)ということになります。
ただし泡立てが足りないということは、洗顔料の濃度が濃いまま、お肌にのせることになって刺激の元ですから、しっかり水を加えて泡をつくりましょう!
香りは、クレンジングと同じほのかな柑橘系です。
洗い上がりはギリギリつっぱらないが、それほどのしっとり感はありません。
クレンジング同様、どちらかといえばサッパリ目の感触です。
ベタベタせずスベスベ感が気持ちいいリフト ホワイトローション
写真をみていただくと、化粧水なのに表面張力でこんもりしていますよね。
たしかにかなりトロミがあるんです。
500円玉大の量を手のひらにとってなじませるというのが基本の使い方なのですが、週1〜2回はたまった角質をとるために、コットンをつかった拭き取りケアが勧められています。
わたしは化粧水を手でつける派なのですが、最初なのでコットンを使ってみました。
ほぼ無臭で、香りは感じません。
コットンにしみこませて、なるべく刺激を与えないように、顔の中心から外側へ、下から上へを意識して拭き取りました。
とくにコットンが茶色く汚れるというようなことはありませんでした。
かなりトロッとしている液体なので、拭き取ったあとはまだベタベタを感じます。
そこで手のひらで顔を包み込んで、しっかり押し込むような気持ちで浸透させるようにしました。
こうすると、ベタベタがなくなって、肌表面がスベスベした心地よい感じに仕上がりました。
「なかなか浸透してくれない」「量減らして使った」というような口コミもけっこうありますが、じっくり時間をかければ、ちゃんと規定量使っても浸透するし、ベタベタもしませんよ。
かなりコッテリしていて時間がかかるリフト ホワイトパーフェクション
『乳液状美容液』ということなので、うるおいが足りないんじゃないかと、使う前はちょっと不安に感じました。
使用量は「大きめのパール粒大」、出してみると薄いクリーム色をしています。
化粧水同様、こちらもほぼ無臭です。
これひとつで乳液もクリームもいらないということなので、実際に手にとってみるとかなりコッテリしています。
規定量だと、なじむのにはかなり時間がかかりますし、かなりペタペタします。
わたしは朝のメイク前だと、ちょっとイライラしました。
でも本来の効果を出すためには、使用量を守ることがとても大切なことなので、そこはがまん、がまん!
なじんだ後なのですが、ハリ感というかちょっと皮膚が引っ張られるような感覚があります。
この感じは、好みが分かれるところだと思います。
エイジングケア系の『ハリ』をウリにしている美容液やクリームでは、よく感じる感覚なんですけどね。
なじんだ後のお肌の触り心地は、しっとりしてよい感じになりますよ。
ただスキンチェッカーの翌朝の数値をみていただくと、意外と落ち着いていて、それほど持続力がないんです。
スキンチェッカーでブライトエイジをチェックしてみました
わかりにくいと思いますので、表にしてみました。
スタート時 | 1回目使用 | 1回目使用の翌朝 | 5回目使用 | 5回目使用の翌朝 | トライアル使用後肌断食3日目 | |
---|---|---|---|---|---|---|
MOIST 水分 | ±0 | +2 | ±0 | +2 | +1 | ±0 |
OIL 油分 | +1 | +5 | +4 | +5 | +5 | +1 |
ROUGH-SOFT キメ・ハリ | ±0 | +2 | ±0 | +2 | +1 | ±0 |
リフト ホワイトパーフェクション、かなりコッテリとした質感になるんですが、翌朝になると、かなり落ち着いてしまいます。
それでも1回目の翌朝と、5回目の翌朝を比べれば、数値の落ち方が緩やかになっています。
使い続ければ少しづつお肌の状態が上がっていくのかも…という感じはありますね。
やめてから3日間の肌断食で、まったく使用前と同じ状態に戻りました。これはそう悪いことでもなく、たくさん試してみると、中には最初よりひどくなってしまうコスメもありますので、まずまず合格点といえます。
ブライトエイジのメールやDMの勧誘はしつこいですか?
ブライトエイジは、メールやDMでの勧誘はしつこいのでしょうか?
トライアルセットが到着してから2週間経ったのですが、今のところメールが3通とDMが1通です。
まず3日後に『ブライトエイジの効果的な使い方をご紹介します』というメールがきました。トライアルセットに入っているアイテムの使い方動画がついています。
これは、悪い感じはしません。 むしろ親切ですね。
3日後なのは、買っただけで使わない人もけっこういるので、「ちゃんと使ってみてね〜♪」というリマインドもあるかもしれません。
6日後の2通目は、初回限定キャンペーンの案内です。
キャンペーンは、お届けから30日間限定で、この日は「キャンペーン終了まで残り27日間!」でした。
計算が合わないのですが、おそらく1通目のメールからの日数のようです。
さらにその2日後『ブライトエイジの実力はご実感いただけていますでしょうか。』というメールがきました。
ちゃんと使っていれば、5〜7日目になる頃ですね。
そして11日後に、初のDMが到着です。
『お試しの10日間で感じたお肌の変化、より深く実感しませんか』というタイトルがついています。
30%OFFの初回限定キャンペーン、定期購入、そしてトライアルセットには入っていないCCクリームが紹介されています。
今のところそれほど多いという印象ではないのですが、けっこうマメなアプローチですので、キャンペーンの終わりが近づくにつれて、また増えそうです。
しつこくなってきたら、また追記します。
ブライトエイジの残念だったところは?
たしかに化粧水→乳液状美容液の2ステップなのですが、きちんと規定量を使った場合、どちらも浸透するのに時間をかけなくてはいけなかったので、時短になっている感じがしませんでした。
10日間分のトライアルセットですが、1回分の使用量を計測したところ、わたしの場合には美容液が足らなくなりました。
逆にクレンジングは1日1回しか使いませんので、けっこう余ることになります。
結論からいうと、これならぜひ使い続けたいという感じはありませんでした。
なんとなく物足りないですし、可もなく不可もなくというのか、すごく良くもすごく悪くもないんです。「製薬会社ならでは」という感じもありません。
ブライトエイジは、第一三共の開発したトラネキサム酸を配合していますし、このサイトでは美白というポイントでの評価はしてないので、少し厳し目かもしれません。
わたしは返金回収騒ぎのあったダーマエナジー使っていたんだけど、もともと通販会社だったアイムが販売するようになって、対応はすごくていねいになったね。
トライアルセットは、使用後でも30日間返品可能というのは、評価できるポイントだよね。
ただわたしは使用をやめた後に、前より乾燥がひどくなって肌にかゆみが出たりしたし、どうも美容液つけた後のハリ感、つっぱり感みたいなのが好きになれなかったので、高い評価はつけられないな。
2ステップで済めばうれしいのよね。
でも結局浸透させるのにけっこう時間がかかっちゃうので、時短感がほぼなかった。それに時短という意味では、泡立てなきゃいけない洗顔料って時間かかる。
「製薬会社だから」という期待を持って使うと、特別な点はないのでちょっとがっかりするかも。
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