目尻が下がってタレ目になってきたのに気づいたらすぐ始めるべき対策
髪の毛をグッとわしづかみにすると、顔が若返るの、知ってた? 目尻がピッて上がって、目がパッチリするの。
年々タレ目になってきているような気がしてたんだけど… 試してみたら、やっぱり間違いない…。
もうアラフォーになったら、「なんか目元が優しくなったみたい?」って言われたら、喜んでる場合じゃないのよ、それって加齢タレ目なんだから〜!
ひっつめやポニーテールって、ヘアメイクさんも使うリフトアップテクニックらしいし、やめられなくなるってって言うよね。
ただずっと続けていると、かえってたるんだっていう人もいるので、コワい。
若い子のタレ目はかわいいけど、わたしたち世代のタレ目になると、目尻のシワが目立つし、実は全然いいことない。
タレ目気味になってきたのに気づいたら、早く対策始めないと!
目尻が下がった加齢タレ目が改善した♪ おすすめコスメを今すぐ見る
目次
なぜタレ目?それはまぶたが下がってたるんできたからです。
香織です。
なんとなーく気にはなっていたんですが、髪の毛をぐっとわしづかみにして持ち上げてみたら、なんだか昔に戻ったみたいなんです…。
よくよく観察してみると、やっぱり少しずつ上まぶたがたるんで下まぶたに重なってきていて、目尻が下がってきているんですね。
だから、タレ目気味になってくるわけです。
なつきちゃんも言うように、若い子のタレ目はかわいいですよ…。
でも、もうわたしたちアラフォー世代のタレ目は、老け顔の要素になっちゃいます。
これが進行してくると、丸かった目がどんどん小さくなって三角目になったり、クッキリした二重だったのが奥二重になってきたりするんです。
そこで、あなたのまぶたはたるんでいるのか?
簡単にできるまぶたのたるみチェックです。
- □ A 顔は正面のままで目だけを上げて見た
- □ B 顔を斜め上に向けて見た
Bだったあなた!
残念ですが、もうまぶたがかなりたるんでいる可能性が高くて、目が垂れ始めているはずです。
このままほっておいては、ますますタレ目が進行しますので、今すぐケアを始めましょう?。
加齢でまぶたの皮膚が薄くなると、ハリを保てなくなります。
もともと目元の皮膚はとても薄いのですが、中でもまぶたの皮膚は体のなかで最も薄いといわれています。
厚さは0.6mm、薄紙程度しかなくて、これは頬の皮膚に比べると3分の1くらいです。
皮膚が薄いということは、保水力も少ないということですし、もともと皮脂腺も少ないところです。
考えている以上にデリケートなんです、まぶたって。
そんなまぶたの皮膚なんですが、年をとるにつれて、さらに薄くなっていきます。
薄いとはいえ、もちろん構造上表皮、真皮がありますが、皮下脂肪はありません。
もともと表皮の一番上の角層の数も少なくて、頬が10±3枚程度なのに比べると、8±2枚程度です。
ということは、当然表皮を支えてハリをもたせている真皮ももともと薄いわけです。
真皮はコラーゲンとエラスチンという2つの線維状のタンパク質がからみあったマットレスのような組織ですが、加齢によって繊維がもろくなったり細くなったり切れたりして、だんだん弾力・ハリがなくなっていきます。
真皮にはコラーゲンやエラスチン、その間を満たして水分をつなぎとめているヒアルロン酸などをつくり出す工場みたいな細胞・線維芽細胞があります。
線維芽細胞自体も、年齢とともに新陳代謝が遅くなるので、数が減っていきますし、コラーゲンなどの物質をつくり出す力も弱くなっていきます。
こうして、もともと薄いまぶたの皮膚はさらに薄くなっていくので、ハリがなくなって、ゆるんだりたるんだりしてしまうわけです。
自分でも気づかないうちに、皮膚が薄くなってたるんできたまぶたのせいで、目がちっちゃくなっているんです!
しかも、たるんだ上まぶたが下まぶたに重なってくるから、タレ目になってくる。
だから、斜め上のものを見るときには顔を動かして見ないと、見づらくなっているんです。
目の周りの筋肉が衰えるのでまぶたがたるんできます。
皮膚は、筋肉に支えられています。
図を見てください。
目の周りは「眼輪筋」(がんりんきん:図の黄色い筋肉)という玉ねぎ状の筋肉に取り巻かれています。
目の周りの皮膚同様、目の周りの筋肉も薄く、他の場所の3分の1程度です。
なんにも運動しなければ、そして加齢によって、自然に筋肉って衰えていきますよね。
眼輪筋は、目を閉じるときに使われている筋肉なのですが、やはり筋肉なので、加齢とともに衰えていきます。
最初のたるみチェックで、Bを選んだ人はもう目の周りの筋肉が衰えつつあって、まぶたがたるんで下がり気味なんです。だから、顔自体を上に向けないと、斜め上が見にくくなっているわけです。
さらに、まずいことに、Bタイプの人は、おでこにシワがあるはずです。
まぶたがたるんで、ものが見にくくなると、目を大きく開けるために、無意識に前頭筋(ぜんとうきん:図のオレンジの筋肉)という眉毛を上げる筋肉を使うようになるんです。
すると、これがおでこのシワの原因になってしまいます。
ガーン! わたしのおでこの深いパグじわも、前頭筋使っていたから、できちゃったんです…。
それから、なかなか自分では気づきにくいことなんですが、実は今の世の中、無意識にまばたきの回数が減少してきています。
わたしはとても思い当たるのですが、たとえば、仕事中にパソコンを見続けていたり、スマートフォンのゲームに夢中になってしまったり、画面に集中すると、どうしてもまばたきが減っているんです。
すると、目を閉じる役割の眼輪筋を使わなくなるので、筋肉が衰えてしまうんです。
スマホ、パソコンの凝視、これ、毎日のことですからね?。
ほとんどの人が気づいていないのですが、実はなかなかあなどれない、まぶたのたるみの原因なんですよ!
まぶたのハリを保って引き上げる化粧品を選ぶときに重要な3つのポイントとは?
年齢とともに、線維芽細胞が減って、細胞自体の元気もなくなり、細胞がつくり出すコラーゲンやエラスチンが減ってしまう。
その結果、まぶたの皮膚が薄くなって、ハリもなくなって、ゆるんだりたるんだりしてくる。
そして、起こってくるタレ目、目の小さくなる三角目、奥二重…。
ああ! 目尻を、ピッて上げたいっ!
でも、いったいどんなコスメを選んだら効果的なのでしょうか?
ハイ、そうです!
まず、ポイントその1は、
線維芽細胞を活性化して、コラーゲンやエラスチンを減らさないようにすれば、まぶたの皮膚が薄くならず、ハリをキープできます。
まぶたの皮膚がたるんでこなければ、タレ目にもなりませんし、目も小さくなりません。
では、具体的にどんな成分の入ったコスメを使えば、線維芽細胞が活性化したり、コラーゲンが増えるんでしょうか?
効果が高いと言われている代表的な成分を上げてみました。
- ビタミンC:コラーゲンの産生に欠かせない成分
- レチノール:線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンを増やす
- FGF(線維芽細胞増殖因子):皮膚の損傷回復に働く成長因子
- ポリアミン(ダイズ芽エキス): 細胞を活性化して、コラーゲン産生を促進する
そして、ポイントその2。
まぶたの皮膚は、何度も言うようですが、約0.6mm とティッシュくらいの薄さしかないので、保水力もありません。
目元って、乾燥しやすいですよね。
顔の他の部分以上に、保湿には気を使う必要があります。
保湿成分といってもいろいろありますが、一番効果的なのはセラミドです。
セラミドは11種類あると言われていますが、種類によって働きが違います。
ですから、ヒト型セラミドを多くの種類配合しているものが、より保湿力は高いことになります。
最後に、ポイントその3です。
それから、皮膚が薄いだけに、化粧品の成分もとどまりにくいんです。
それだけに、有効成分がちゃんととどまって浸透するメカニズムをもっているかということも、目の周りに効くためには、すごく重要なポイントです。
いつ始めても遅くないのが目の周りの筋肉のトレーニング
まぶたの皮膚がくっついている眼輪筋が衰えると、皮膚もたるんだり、下がったりします。
結果、目尻が下がって、タレ目になってしまうわけですから、目の周りの皮膚を支えている眼輪筋を鍛えるのも効果があります。
まばたきの回数が減っていますし、何もしなければ、自然に筋肉は衰えてしまうわけですからね。
実は、眼輪筋のトレーニングって、たくさんあります。
でも、なかなか毎日続けるのって、おっくうですよね。
いろいろ試してみた中で、簡単で、めんどくさがりのわたしやなつきちゃんでも続いている方法をご紹介します。
- 目尻のあたり、眼球の入っている骨のくぼみ(眼窩・がんか)を中指と人差し指でとらえて押さえます。皮膚が薄いので、引っ張らないように気をつけます。
- オーバー気味に、10回ゆっくりと目を開けたり閉じたりします。眼輪筋は、閉じる時に「目頭側に絞り込まれる」という感覚を意識してやると効きます。
眼輪筋を鍛えると、目のむくみがとれて、二重まぶたがクッキリしたり、血行が良くなるので、目の下の青クマが薄くなったり、タレ目解消のほかにも良いことがいっぱいあります。
涙の流れが良くなるので、ドライアイが良くなって、目の疲労が少なくなる結果として、目元がスッキリするという人も多いです。
ちょっとめんどくさいですが、やっぱりトレーニングは継続が大事です。
パソコン使っているときの気分転換としてやると、続けやすいと思います。
それと、スキンケアのとき、アイクリームつけた後にやると、血行が良くなって、コスメの浸透が良くなるので、すごくおすすめですよ♪
しっかり保湿+線維芽細胞活性化して、まぶたの皮膚にハリがなくなるのを食い止める。
そして、できる限り、まぶたの皮膚がくっついている眼の周りの筋肉をトレーニングして、鍛える。
この二本立てで、目尻の上がった若々しい目元をキープしていきましょう!
- 上まぶたがたるんで、下まぶたに重なってくると、目尻が下がるので、タレ目になってきます。
- まぶたの皮膚は体の中で最も薄いため、もともとハリを保つのが難しく、加齢による線維芽細胞の衰えによって、たるみが進行します。
- 目の周りの筋肉・眼輪筋も、加齢やパソコン・スマホなどに集中してまばたきが減っていることが原因で、衰えて、皮膚を支えきれなくなってきます。
- まぶたの皮膚のハリを保つためには、真皮の線維芽細胞を活性化する成分や複数のセラミドが入っていて、皮膚にしっかりとどまるメカニズムをもったアイクリームを使うのが効果的です。
- 眼輪筋も鍛えることができるので、トレーニングを継続することで、ハリのある目元を維持する助けになります。
『一生ものの美肌をつくる シワ・たるみとりの新常識』記事一覧に戻る
まぶたがたるんで目尻の下がるタレ目対策No.1のアイクリーム
ビーグレン 目元ケア トライアルセットを使ってみました
使ってみると、薄くなった上まぶたの皮膚にハリが出てきて、一回り目が大きくなったような感じがします。
ビーグレンが特許をもつ浸透テクノロジーが、皮膚が薄いために成分がとどまりにくく、刺激に弱い目元特有の問題点を解決、効果を実感するのがとても早いアイクリームです。
もう失敗したくない!本気で探したシワ・たるみとりコスメランキング
シワ・たるみに効く最強コスメを徹底的に探せ!
このサイトでは、シワ・たるみとりコスメを、美容皮膚科の先生や、化粧品開発担当者に取材したり、各種の研究結果も手分けして調べた結果決めた4つのチェックポイントで評価しています。そして、必ず実際に使ってみた上で、シワ・たるみに効果があるものだけをランキングでご紹介しています。