シワ・たるみとりの最強の敵!紫外線のコワさを甘くみていませんか?
どんなにすごいシワ・たるみとりコスメを使っても、紫外線対策がちゃんとできなければ、効果は65%減!
それくらい、紫外線って、お肌を老化させちゃうのに、意外と軽く見ている人が多い気がするの。
わたしもそう思う。みんなけっこう日焼け=シミ にだけ気をとられているけど、そうじゃないのよ、
紫外線はシワ・たるみの元なのよ!!
なので、まずコワさをちゃんと認識してもらう必要があるわよね?。
光老化という言葉があるくらい紫外線はコワいんです。
香織です。
「出かけるときはちゃんと日焼け止め塗ってUVカットしてますよ?、だから大丈夫!」といっているあなた!
安心しちゃいけませんよ。
これを読んだあとは、まだまだ紫外線対策甘かったな?、もっと考えなきゃって、必ず思います。
皮膚の老化には、自然老化と光老化(ひかりろうか)の2種類があります。
年齢を重ねて生じる自然老化に対して、光老化は繰り返し慢性的に太陽光にさらされた結果起こります。
お肌の老化のうち、約65%は紫外線が原因の光老化だと言われているんです。
また、紫外線のダメージは貯金みたいに蓄積されていくものなので、ある日一定レベルに達したとき、急に目立つようになることが多いそうです。
光老化によって、一番初めに出る症状はシミです。これを医学的には「日光性黒子」といいます。
「紫外線を浴びると、メラニンが増えて、シミの原因になる」というのは、なんとなく誰でも知っていることですよね。
でも、実はそんなに単純なことでもなくて、紫外線によって表皮の90%以上を占める角化細胞のDNAが傷ついて遺伝子変異を起こすことによって、メラニンが大量につくり出され、また肌そのものの構造が変性してしまっている… という、書いていても恐ろしくなるしくみです。
皮膚のキメは粗くなり、乾燥します。
また、表皮の一番上の角質層は同じ刺激を繰り返しうけると、保護・防御機能のために厚くなる性質があるので、表皮が厚くなります。
これによって、くすみも目立つようになります。
紫外線はコラーゲンを崩壊させてしまいます。
表皮では、シミやくすみ、お肌のゴワゴワ感を引き起こしている紫外線ですが、真皮では何をしでかしているかというと …
コラーゲンの減少やエラスチンの増加や変性を起こしています。
ちょっとだけおさらいしておくと、コラーゲンとエラスチンは真皮の大部分を占めています。
コラーゲンはタンパク質でできている繊維で、真皮で立体的な網目状のネットワークをつくって、水分を抱え込むことによって、表皮を支えています。
この立体的な網目構造が、お肌の弾力性や伸縮性をつくり出しているわけです。
加えて、エラスチンは弾性繊維ともいいますが、その名の通りで、コラーゲンの網目の交差しているところにからみついているコイル型のタンパク質です。
コラーゲン同士をバネのように支えて、お肌の弾力を保つ役割をしています。
だから、外から力が加わったとしても、網目構造は変形しますが、力が取り除かれれば、元の形に復元することができるわけです。
ハイ、役割がわかったところで、ではコラーゲンが減ってしまうとどうなるのか?
当然、お肌の弾力性が失われますから、お肌がタルタルになってしまいます = たるみます。
表皮を支える部分が減ってしまうわけですから、へこんで溝ができます = シワができます。
その上、コラーゲンを支えているエラスチンも伸びたゴムのようになるので、復元力が極端に落ちます。
また、紫外線にさらされたところは、かえってエラスチンが増えるのですが、これはいらない弾力性をつくり出します。シワやたるみをより深くする方向に引っ張って、固定するように働いてしまうのです。
この写真、見てください!
28年間左側だけ日光を浴び続けてきたアメリカのトラック運転手さんだそうです。
このシワの差!
紫外線でできるシワは深くなると言われていますが、この写真でよくわかりますよね。
ということは、いくらシワ・たるみに効果のあるコスメを使っても、紫外線を無防備に浴びているうちは、正直いたちごっこのようなものです。
正しいUVケアの方法知っていますか?
だから、ちゃんとUVケアしてますよ?、当たり前、常識でしょ!と思うかもしれませんが、実際どの程度やれば安心なのか、ちゃんとわかっていますか?
ただ闇雲に数値が高い方が安心だから、SPF50+選んでいませんか?
UVケアといえば、日焼け止めですが、意外と知られていないのが、ちゃんと規定量を守って塗ることがとても重要だということです。
一般的に日焼け止めのSPFの数値って、皮膚1c㎡あたり2mg塗ったときの効果なんです。これってけっこうしっかり多いですよ、顔全体に換算すると500円玉くらいです。
日焼け止めってお肌に負担がかかりそうで、なんとなく少なめに塗ったりしませんか?
でも、これだと効果出ないんですね。
でも厚塗りするのは毛穴をふさぎそうだし、汗で流れてもつけ直しはめんどうだし…
こう考えると、ホントにちゃんとUVケアできてるか疑問ですよね。
それと、実際数値は20を超えると、あんまり遮断率に大きな差がないとも言われていますので、数値じゃなくてお肌に合ったものを選ぶ方が重要です。
どうしても敏感肌の人は肌が負けがちです。
わたしもホントに合うものと合わないものがありますし、なんだか日焼け止めって、お肌が息苦しい感じがするんです。
ここで目からウロコです。
無理に日焼け止め塗らなくてもいいんです!
日常生活であれば、パウダーファンデーションをつける方法です。
実はパウダーの粉の成分には紫外線をはねかえす効果があります。
特にUVカットの表示がなくても大丈夫です。
しっかり保湿したあとに、パウダーファンデーションを塗るだけなんです。
汗が出てお化粧直しするときには、あぶらとり紙で皮脂をやさしくとったら、厚塗りにならないようにフェイスパウダーを重ねます。
これだったら、日焼け止めの息苦しさから解放されますよ。
長時間のお出かけや、海や山など紫外線が強いところに出かけるときには、日焼け止めとパウダーファンデーションのダブル使いで、しっかりお肌を守りましょう。
このときも汗や皮脂でおちてきたら、パウダーファンデーションを塗り重ねるので、日焼け止めのつけ直しよりはずっとラクです。
とにかく気負わずに、めんどくさくなくできるこのUVケア方法、おすすめです。
シワ・たるみとりコスメの効果を実感するためにも、蓄積される紫外線ダメージを防いで、ハリツヤ肌を目指しましょうね。
- お肌の老化のうち、約65%は紫外線が原因の光老化だと言われています。
- 紫外線は、シミや乾燥ばかりでなく、真皮のコラーゲンを破壊して、たるみや深いシワの原因になります。
- 日常生活では、簡単にできてとても効果的なパウダーファンデーションでのUVケアがおすすめです。
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