マッサージが面倒でも簡単なリンパケアでほうれい線が消える!
一番気になるシワといえば、やっぱりほうれい線だよね。
「もう!この線なければ、もっと若く見えるはず…」「せめて薄く、短くなってくれないかな…」って、鏡を見るたびに思うのよね。
やっぱり「老け顔」のシンボルって言われるだけのことはある。
ほうれい線対策って、もうホントにいろいろあるけど、実はリンパと関係あるって、ほとんど知られてないんじゃない?
初対面の人に会ったときに、年齢を判断するポイントだよね、ほうれい線って。
リンパとほうれい線?わたし、初めて聞いた。
リンパって、体のあちこちに関係してそうだけど、いまいちわたしはちゃんとはわかってないのよね。滞ると悪そう、むくみそう …っていうイメージは、もちろんあるんだけどね。
でも、リンパといえば、マッサージ=めんどくさい(笑)=続かない …って、わたしだけじゃないでしょ、きっと。
ところが、マッサージじゃないリンパケアで、ほうれい線が消せるなんて、全然知らなかった?!
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目次
ほうれい線撃退のために知っておきたいリンパの基本。
香織です。
「リンパなんて、わかってるよ?」っていう人は、けっこう少ないと思います。
ほうれい線とリンパ、実はすごく関係あるんです。
なので、リンパの基本を、なるべく簡単に説明しておきます。
「リンパ管」は、【図1】のように、「赤の動脈」と「青の静脈」にからみつくかたちで、全身に分布していて、毛細血管と同じように、「緑の毛細リンパ管」があります。
毛細リンパ管は、皮膚の構造でいうと、表皮の下の真皮の上部まではりめぐらされています。
役割はというと、リンパ管 = 細胞から不要になった老廃物や、細胞と細胞のあいだにある水分を回収しているカラダの配管 だと考えてもらうのが、シンプルでわかりやすいと思います。
リンパ管のなかを流れているのが「リンパ」(リンパ液)です。
リンパは、不要になった老廃物を回収しながら、心臓へ誘導されるのですが、体に不要な老廃物や病原体は、必ずどこかの「リンパ節」で処理(濾過)されて、きれいなリンパとなります。
「えーん、リンパ腺腫れて痛いよ?」というときに、何が起こっているかというと、ウイルスなどの病原体が侵入したときに、リンパ節で退治中なんです。
リンパ節は、リンパの逆流を防ぐ弁でもあり、フィルターでもあるわけです。
さて、いよいよ、ほうれい線とリンパの関係です。
細胞と細胞のあいだにある水分、これが問題なんです!
この水分(【図1】では「組織液」と書かれています。「間質液」とも呼ばれています)は、もともとは細胞に酸素や栄養分を送り込むために、動脈から出ているもので、そのあとは静脈が回収するシステムになっています。
でも、どうしても回収しきれない水分が残ってしまうのですが、これをすくってくれる役割をしているのが、リンパ管なんですね。
加齢でリンパ管が減ると水分や老廃物が回収しきれなくなります!
というわけで、静脈が回収しきれない水分を回収してくれるのがリンパ管なのですが、加齢や紫外線によるダメージで、リンパ管自体の数が減ったり、機能が低下してしまうことがわかっています。
リンパ管が減ったり、機能が低下してしまえば、水分や老廃物の回収能力は当然低下することになります。
静脈とリンパ管が回収しきれなかった過剰な水分が皮下にたまった状態を、「浮腫」(むくみ)といいます。
過剰な水分が停滞すると、どうなるでしょうか?
重みでたるんでしまうんです。
ほうれい線って、確かに「線」ですけど、「シワ」ではないんですよ。
ほうれい線は、正しくは「鼻唇溝」(びしんこう)といって、頬と口の周りの境界線です。
それが、むくんでたるんだ頬が下がってくることによって、境界線がクッキリ!
これが、ほうれい線の正体なんです。
ということは、リンパ管の機能をアップさせたり、リンパ管自体を増やせれば、たるまない!
ほうれい線を薄くしたり、消すことができる!
もちろん、たるみの原因は複合的なので、これだけではありませんが、かなり有力な原因のひとつなんです。
めんどうなマッサージをしなくてもリンパの問題は改善できます。
リンパ管の減少によって起こるのは、たるみだけではありません。
老廃物の回収も停滞するので、代謝が悪くなってくすみが出たり、ターンオーバーがうまくいかなくなって、乾燥肌やシミの原因にもなります。
また、少なくなったリンパ管に老廃物を流そうとすれば、詰まりやすくもなりますし、これがまたリンパの流れを悪くする原因をつくります。
というわけで、あんまり知られていないんですが、リンパ管の減少ってほとんどの肌トラブルの根本的原因の一つといえるんです。
リンパをなんとかしよう!とすると、すぐに思いつくのが、皮膚の外側から刺激を与えて、流れを良くするというマッサージ法ですよね。
リンパ管は、血管にからみつくようにして分布していますが、血管とは違って、心臓のようなポンプ機能を持っていません。
どうやって流れているかというと、骨格筋の運動・動脈の拍動・腸のぜん動運動など、他力で動いているんです。その速度は10秒で4cmと言われていて、血液の流れと比べると、もともとかなり遅い流れ方です。
他力で流れているため、体を冷やしても、ストレスをためても、運動不足も、リンパの流れが滞る原因になります。
そこで、外から刺激を与えることによって、リンパの流れをよくするわけです。
でも、マッサージしても、リンパ管が増えるわけではありません。
良いとは思っても、マッサージ系が続かない … タイプの人にも、朗報です!(笑)
加齢や紫外線の影響で減ってしまうリンパ管を増やす有効成分の研究が進んでいて、もうすでに配合されている化粧品があるんです。
新しいほうれい線対策、「キュアパッション」でリンパ管を増やす!
最近の研究で、リンパ管を増やす成分として注目されているのが、パッションフルーツから抽出された植物エキス「キュアパッション」(クダモノトケイソウ果実エキス)です。
リンパ管が増えたことによって、むくみが改善するのですから、マッサージと違って、使っていれば効果が継続します。
「キュアパッション」は、わたしたちがレビューしているシワ・たるみとりコスメのなかでは、ビーグレンの「たるみ・ほうれい線ケアセット」に入っている美容液『QuSomeリフト』に配合されています。
また、資生堂は、顔のたるんでいる部分には、皮下脂肪が蓄積していることを、研究で明らかにしています。
リンパ管の機能が低下すると、リンパ液の中の脂肪酸という成分がもれやすくなって、皮下脂肪が蓄積されてしまい、「たるみ」を引き起こしているというわけです。
リンパ管を強化する成分として「マツエキス」を発見、配合した試作品を2カ月間(朝、晩)使用したところ、ほうれい線・フェイスライン・首のたるみを改善する効果があったということです。
まだ、実際に配合された化粧品は発売されていないので、また発表され次第レポートしたいと思います。
このほかにも、わたしたちはまだ試していないのですが、メナードの美容液「プログラム30」(税込21.600円というなかなかの高級美容液です)に配合されている「S-ラクトイルグルタチオン」は、リンパ管の機能を活性化して、むくみを改善する成分として、セルライト対策にも使われています。
リンパ管をケアするコスメを使えば、むくみからくるたるみを改善できるので、ほうれい線も消えたり、薄くなったりする!
しかも、マッサージ不要!
自己流のマッサージは、かえってコラーゲンを痛めてしまう可能性もありますから、注意も必要ですしね。
とはいっても、外からの刺激は、他力で動いているリンパの流れを良くするのは確かなので、塗るだけでも効く『QuSomeリフト』も、簡単なリンパマッサージがおすすめされています。
より高い効果を出したいときは、お肌に負担をかけない正しいリンパマッサージも合わせてがんばってやってみましょう。
- 加齢や紫外線によるダメージで、リンパ管自体の数が減ったり、機能が低下してしまうと、皮下の水分や老廃物が回収しきれなくなって、むくみが出ます。
- むくんでたるんだ頬が下がってくることによって、頬と口の周りの境界線がクッキリするのが、ほうれい線です。シワではありません。
- リンパ管を増やしたり、機能を活性化する成分の研究開発が進んでおり、代表的なのが「キュアパッション」(クダモノトケイソウ果実エキス)です。
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特に、加齢で減ってしまう皮膚のリンパ管を増やす成分が入っている新製品の美容液『QuSomeリフト』がポイントです。
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