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ゴルゴライン?! 目頭から頬に向けて斜め45度のしわ・線を消す方法

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ゴルゴラインに悩む女性

わたし、でき始めてる?!目頭から頬の中央に向けて斜め45度のライン!
この溝のせいで、頬に黒い影ができるから、たるみが目立つのね。
これがゴルゴラインなのか〜。それに、いっしょにほうれい線も濃くなってきた感じがするし、老けて見えるから、なんとか消さないと!

わたしはけっこう生まれつきあるのよ。特に目の大きい人は、できやすい線って言われてる。
でも、このごろはこの下向きの線のせいで、目元が疲れた感じだし、頬がたるんで下がって見えるのが悩みになってきた…。

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目頭から頬に斜めに入った線がゴルゴラインです。(実例写真つき)

なつきサムネイル なつきです。
ゴルゴライン(線)という言葉自体、まだそれほど一般的ではないようですね。

でも、「目頭から頬の中央にかけてできるラインありますか?」と聞いてみると、少なからず顔のたるみを自覚している人の約半数にはあるんです、ゴルゴラインらしきものが!

ゴルゴラインという言葉をご存じのかたには説明するまでもないのですが、もちろん有名な漫画『ゴルゴ13』の主人公・デューク東郷の顔にある特徴的なラインです。
目の下にある八の字・ハの字のラインで、 男性の場合は、あんまり問題にならず、かえってシブくてかっこいいだの、キムタクにだってあるだの、結構寛容に扱われているシワ?です。
医学的には、もちろんゴルゴ線ではなく、正しくは中頬溝(ちゅうきょうこう)= ミッドチークライン midcheek line(groove) と呼ばれる皮膚の溝です。

よしこさんのゴルゴラインとほうれい線

では、ここでわかりやすい実例をご紹介します。
香織ちゃんのお友達のよしこさんです。
わたしたちより年上のアラフィフさんですが、わかりやすい例として出ていただきました。よしこさん、ありがとうございます。

しっかりとかなり深く、目頭からほぼ斜め45度にラインが走っていますよね。
よしこさんは、かなり目の大きさが印象的な人です。
聞いてみると、30代からうっすらとそれらしきものはあったらしいのですが、はっきりしてきたのは45才くらいだったそうです。

「溝」の上が目頭にかけて黒っぽく見えますが、これはクマではなくて、影です。
「影クマ」とか「黒クマ」とも言います。
よしこさんも、目元が黒ずんで疲れて見えるこの影がすごく気になっているそうです。

メーラーファットパッドが下がるのがゴルゴラインの原因です。

ゴルゴラインがなぜできてしまうのか?
単純に考えると、場所から考えても、加齢による目の下のたるみが原因なんじゃないかと思いがちです。
ところが、ちょっと違うんですね。

こちらの図をみてください。
なにやら小さい英語の文字が書いてありますが、
黒い逆三角形部分: Malar fat pad = メーラーファットパッド に注目してください。
図は、左から順に10?20代、30?40代、50代? です。
50代の図には、目頭からしっかり斜めの点線=ゴルゴライン が入っています。

この図を見ると、黒い逆三角形の固まり(メーラーファットパッド)が、どんどん下垂して、頬がたるんでいくのがわかりますよね。
これはなんなのかと言うと、表情筋と皮膚の間にある脂肪層です。

若い頃は、下まぶた付近(下まぶたの下端を覆う感じ)?頬骨の上にあるので、頬のふくらみのピークが、まぶたのすぐ下あたりにあります
ところが、この脂肪層は、年齢とともに皮膚の弾力がなくなったり、表情筋が衰えると下がっていきます。

目袋とゴルゴラインとほうれい線はセットでできます。

メーラーファットパッドが下がってなくなれば、下まぶたの下部分は凹んでしまいますよね。
しかし、その凹んだ部分を埋めようとするものがやってきます!
それが、眼窩脂肪(がんかしぼう) = 目の下のぷっくり = 目袋 です。

※ 目袋のことはこちらの記事にくわしく書いてありますので、お時間あれば読んでみてくださいね。

眼窩脂肪の移動と突出

Theoryクリニック からお借りしました

頭蓋骨のくぼみに収まっている眼球をクッションのように保護しているのが、眼窩脂肪です。
加齢によって、眼球を支えている靭帯や、目の周りの眼輪筋が緩んでくると、眼球が沈みこんで、眼球の下の眼窩脂肪は前に押し出されるように飛び出してきます
これが目の下のぷっくり = 目袋 なんです。

というわけで、ゴルゴラインは、飛び出した眼窩脂肪(目袋)と、下がってしまった頬のふくらみのピークの境目にできる溝なのです。

そして、恐ろしいことがもうひとつ!

年代別の図をもう一度みてください。
小鼻の横から下向きに、下方向の点線が入っていますね。ほうれい線です。
下がってしまったメーラーファットパッドによって、頬と口元の境界線 = ほうれい線の部分がふくらんで、くっきりしてしまいます。

というわけで、ゴルゴラインとほうれい線はセットでできることが多いのです。
よしこさんの写真を見ると、目袋+ゴルゴライン+ほうれい線がセットなのが、よくわかると思います。

ハリのある皮膚で頬をたるませない!

メーラーファットパッドが下がると、ゴルゴラインができ、頬がたるんで、ほうれい線が濃くなります。
皮膚と表情筋の間にある脂肪ですから、下がらないようにするには、皮膚と筋肉、両方へのアプローチが必要です。

まず、しっかり皮膚の弾力を保つこと。
お肌がダルダルでハリがなければ、脂肪層を支えることはできません。
真皮の骨組みをつくっているコラーゲン、それに絡んで骨組みをバネのように支えているエラスチン
この2つを作り出している線維芽細胞(せんいがさいぼう)は加齢とともに弱って、作られるコラーゲンもエラスチンも減少していきます。
こうして、だんだんお肌のハリが失われて、メーラーファットパッドを引っ張り上げる力がなくなってしまいます。

皮膚の構造_断面図

悲しいことに、コラーゲンは25歳からすでに減少傾向に入っています。
コラーゲン入り化粧品ってけっこう人気があって、直接肌に塗ればコラーゲンが増えると誤解している人も多いようです。
しかし、残念ながらコラーゲンは分子が大きいので、塗っても肌の奥の真皮にまでは到達しません

大切なのは、コラーゲンを増やす成分が入った化粧品を取り入れることです。
実際に効果が高いとされているのはビタミンCレチノール、ナイアシン(ビタミンB3)などで、皮膚科医も使用していて、きちんとエビデンスがあります。
ビタミンCは、一般によく配合されているビタミンC誘導体(パルミチン酸アスコルビル、リン酸アスコルビルマグネシウムなど)よりも、ピュアビタミンCの方が効果が高いので、おすすめです。
コラーゲン、エラスチンを作っている線維芽細胞自体を活性化するFGF(線維芽細胞増殖因子)も有効ですよ。

それから、顔がむくみやすい人は、むくみを放置しておくと、老廃物がたまっていくので、皮膚がたるんでどんどん下垂してしまいます。
特に、頬はむくみの影響でたるみやすいところなので、むくみ対策ができるコスメを使うのも効果的です。

口角を上げる筋肉を鍛えてゴルゴラインを消す!

つぎに、 表情筋対策です。
ゴルゴライン対策 = ほうれい線対策 とも言えるわけですから、しっかり鍛えて、メーラーファットパッドが下がらないようにしましょう。

頬って、どうやったら上がりますか?
力を入れて、グッと口角を上げると、ほっぺたのトップが上がりませんか?

口角とゴルゴライン、一見離れているようですが、表情筋は連動しています。
ほっぺたが上に上がると言うことは、皮膚と筋肉の間にある脂肪層も、そのときグッと上がっているということです。

表情筋って、もともと薄い筋肉で、皮膚に直接ついています。使われないと、弱くなりがちなのが特徴です。
いつも同じ方向に引っ張られたり、縮んで固まると、弾力性も落ちてしまいます。
顔の筋肉

鍛えるのは、この4つの筋肉です。
小頬骨筋(しょうきょうこつきん) = 上唇の外側を引き上げる
大頬骨筋(だいきょうこつきん) = 口角を引き上げる
上唇挙筋(じょうしんきょきん) = 上唇を引き上げる
口角挙筋(こうかくきょきん) = 口角を引き上げる

おすすめは、ほうれい線対策でもご紹介した「すーしー体操」です。
この体操、首のシワとりにも効果があるし、目がパッチリ開いた感があるので、デスクワークの合間にやるといいですよ。
1日何回やっても大丈夫です。

1.背もたれのあるイスに深く座り、背もたれの後ろ側で手を組んだ状態で上を向きます。
2.上を向いて唇を突き出し、「すー」と言いながらとめます(4秒間)
3.口を横に開け、「しー」と言いながらとめます(4秒間)
4.1、2を5回繰り返します
※ 上を向くときには、首だけを動かさず、肩を引いて胸を反らすようにしながら行いましょう。

それから、脂肪自体が増えるとダメです。
脂肪が増えて、脂肪細胞一個一個が大きくなるので重みが増して、下がります。
太るのも、たるみのもとなんです。気をつけましょうね?。

このごろ、20代でもゴルゴラインが気になるという人が増えています!
PC、スマホを長時間使ったり、細かい作業を集中してやっていると、 どうしても無表情になったり、無意識に口角が下がるんです。
表情筋を使わないと、弾力がなくなって衰えてしまいますからね。

ゴルゴラインっていう名前を知らなくても、もうできているかもしれません。
赤ちゃんや若い子って、頬の位置が高いですよね。
若く見えるポイントなんです。
メーラーファットパッドは絶対に下がっていくものなので、頬をたるませないように対策していきましょう。

  • 目頭から頬の中央に向けて斜め45度のラインは、ゴルゴライン(線)と呼ばれています。これはシワではなく、飛び出した眼窩脂肪(目袋)と、下がってしまった頬のふくらみのピークの境目にできる凹みです。
  • 皮膚と表情筋の間にあるメーラーファットパッドは、コラーゲンなどの減少、表情筋の衰え、脂肪細胞の肥大によって、下垂してしまいます。
  • 頬がたるんで下垂することによって、ほうれい線も深くなります。
  • 皮膚の弾力を保つ、口角を上げる筋肉を鍛えることで、メーラーファットパッドの下垂と頬のたるみを改善したり、予防したりすることができます。
  • PC、スマホの使用時間が長い人は、無表情になりがちなので、表情筋が衰えやすいゴルゴライン予備軍です。

頬のたるみを防いでゴルゴラインを解消するコスメです。

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コラーゲンを増やすピュアビタミンC、線維芽細胞を活性化するFGF、むくみをとる新成分キュアパッションなど、ゴルゴライン対策に必要な成分がきっちり配合されて、頬のたるみを防いでくれます。 もともと治療薬の有効成分を皮膚から必要なところに浸透させる研究の第一人者で、特許をもっているアメリカの薬学博士が開発、処方も日本人向けで安心できます。

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